名古屋・有松の東海道沿い絞り産地と尾張城下町
名古屋市緑区の有松地区は、慶長13年(1608年)に尾張藩から東海道沿いの集落として開発が始まり、400年以上続く絞り染め(有松絞り)の産地として知られる。東海道沿い約800mに、木造2階建切妻屋根・桟瓦葺・平入を基本とする伝統的建築物が並び、卯建(うだつ)・虫籠窓(むしこまど)・塗籠造(ぬりごめづくり)が特徴。2016年7月25日に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。さらに名古屋城は慶長15年(1610年)築城開始、慶長19年(1614年)に実戦に耐え得る程度に完成、本丸御殿は元和元年(1615年)完成。古い屋根裏空間と複雑な木組みが、ハクビシン・コウモリ・イタチの定着拠点となる。