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東海の風景。名古屋の繁華街、有松の東海道沿い町並み、飛騨高山の城下町、白川郷の合掌造りが広がる3層レイヤード俯瞰写真。
Tokai Region Guide

東海の害獣事情を、
愛知・静岡と岐阜の山間から読み解く。

東海4県(愛知・岐阜・三重・静岡)には独自の害獣事情があります。静岡県のアライグマ初記録は2003年富士宮市、名古屋市は2021年に第二次防除計画を策定。白川郷など伝統町並みも標的に。

5匹対応(ネズミ・ハクビシン・アライグマ・コウモリ・イタチ) 政令市3+中核市4+約160市町 公開日:2026年5月15日
Why Tokai Needs Its Own Guide

「東海の害獣」は、都市の常在化と果樹の拡大史で別の顔を持つ。

同じ「東海で害獣に困っている」相談でも、名古屋市の住宅地で天井裏に住み着いたアライグマと、静岡県のミカン園・モモ畑で食害を続けるアライグマ、有松の伝統町家で代を継いだクマネズミ、飛騨高山の合掌造りで越冬するテン・イタチでは、起きていることがまったく違います。名古屋市は第一次計画(2011年7月)から10年で第二次(2021年3月)に移行、静岡県は2003年6月の富士宮市初記録以降に県内全域へ分布拡大、白川郷は1995年に世界遺産登録された合掌造りの保全との両立が要求される──4県の歴史と地理の多様さがそのまま害獣事情の多様さに直結しています。

業者選びも、費用の押し上げ要因も、自治体の窓口も、エリアによって最適解が変わる。本ガイドでは東海4県を地理と建築様式から解剖し、いまあなたが置かれている状況を冷静に整理できる視点を提供します。

CHAPTER 01 害獣分布マップ

名古屋都市部・飛騨山間・静岡果樹・伊勢路・名古屋繁華街、それぞれで多い害獣

東海は、名古屋市・尾張平野の都市住宅地、飛騨高山・白川郷・郡上の山間部、静岡県の果樹被害エリア、伊勢・松阪・桑名の三重伝統町並み、名古屋繁華街・地下街という5つの地形・建築要素が4県にまたがって並ぶ。害獣の分布もそれに沿って異なります。

東海4県の害獣分布マップ。名古屋市・尾張平野、飛騨山間部、静岡果樹被害エリア、伊勢路三重伝統町並み、名古屋繁華街・地下街のエリア別に多い害獣を色分けで示したイラストレーション。
害獣 名古屋市・尾張平野の都市住宅地飛騨高山・白川郷・郡上の山間部静岡県の果樹被害エリア(富士宮・富士・三ヶ日)伊勢・松阪・桑名の三重伝統町並み名古屋繁華街・地下街(栄・錦三・大須・名駅)
クマネズミ
ドブネズミ
ハクビシン
アライグマ
イタチ
コウモリ
主犯級(最も多い) 出没多 まれ
CHAPTER 02 建築リスクと害獣

東海特有の建築様式が、特定の害獣を呼び込む

名古屋・有松の東海道沿い絞り産地と尾張城下町、飛騨高山三町と白川郷・郡上八幡の山間部木造建築、伊勢神宮門前町と三重の伝統町並み、名古屋繁華街・地下街と東海工業地帯のベッドタウン。東海には4つの異なる建築タイプが4県にまたがって混在し、それぞれが固有の害獣リスクを抱えます。

名古屋・有松の重要伝統的建造物群保存地区。東海道沿いに連なる卯建と虫籠窓の伝統建築の町並み写真。
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名古屋・有松の東海道沿い絞り産地と尾張城下町

名古屋市緑区の有松地区は、慶長13年(1608年)に尾張藩から東海道沿いの集落として開発が始まり、400年以上続く絞り染め(有松絞り)の産地として知られる。東海道沿い約800mに、木造2階建切妻屋根・桟瓦葺・平入を基本とする伝統的建築物が並び、卯建(うだつ)・虫籠窓(むしこまど)・塗籠造(ぬりごめづくり)が特徴。2016年7月25日に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。さらに名古屋城は慶長15年(1610年)築城開始、慶長19年(1614年)に実戦に耐え得る程度に完成、本丸御殿は元和元年(1615年)完成。古い屋根裏空間と複雑な木組みが、ハクビシン・コウモリ・イタチの定着拠点となる。

主犯:ハクビシン・イタチ・コウモリ・クマネズミ
飛騨高山の三町と白川郷合掌造り集落。江戸時代の城下町と世界遺産の合掌屋根が並ぶ俯瞰写真。
TYPE 02

飛騨高山三町と白川郷合掌造り・郡上八幡の山間部木造建築

岐阜県高山市の上一之町・上二之町・上三之町は江戸時代の城下町・商人町として発展し、上町・下町の三筋の通りは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定。出格子が続く軒下に用水路が流れ、造り酒屋の軒先に「酒ばやし」が吊り下がる江戸期そのままの町並みが残る。白川郷の合掌造り集落は1995年12月にユネスコ世界文化遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として登録(富山県の五箇山と合同)、急傾斜茅葺の小屋裏空間が大きい。郡上八幡は江戸期からの水と踊りの城下町で、用水路と木造町家が連続。雪深い屋根裏空間と複雑な茅葺・木組みが、テン・イタチ・ハクビシン・コウモリの越冬地に。

主犯:テン・イタチ・ハクビシン・コウモリ
伊勢神宮おはらい町の石畳と木造町家。伊勢路の伝統建築が連なる写真。
TYPE 03

伊勢神宮門前町と三重の伝統町並み(おはらい町・河崎・松阪)

三重県伊勢市の伊勢神宮内宮前のおはらい町は、五十鈴川沿いに約800mの石畳の通りが続き、切妻・入母屋の木造2階建てが連なる。伊勢市河崎は江戸時代の商都として米問屋・酒問屋・呉服問屋が栄え、勢田川沿いに妻入り町家が現存。松阪市の松阪商人発祥地(中町・本町・愛宕町・魚町)は江戸期から続く木造商家町。亀山市関宿は東海道五十三次の47番目の宿場町で、昭和59年(1984年12月)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定(東海道宿場町としては唯一の選定)。三重の伝統町並みは伊勢路の社叢と平野の境界に立地し、ハクビシン・アライグマの侵入経路が多い。

主犯:ハクビシン・アライグマ・イタチ・クマネズミ
名古屋・栄と錦三丁目の繁華街。ネオン・看板と密集する商業ビルの夜景写真。
TYPE 04

名古屋繁華街・地下街と東海工業地帯のベッドタウン

名古屋市の栄・錦三・大須・名駅・金山などの繁華街には、戦前・戦後・高度経済成長期に建てられた商業ビル・飲食店ビルが密集する。大須商店街は1,000店舗以上が連なる名古屋随一の商業地区、錦三丁目は名古屋最大のナイトスポットで居酒屋・カラオケ・夜の店が密集。名駅地下街・栄地下街・矢場町地下街など中部最大級の地下街網が広がる。豊田・刈谷の自動車工場周辺と岡崎・春日井・小牧のベッドタウンには、戦後の高度経済成長期に造成された大規模団地と古い木造住宅密集地が混在。クマネズミ・ドブネズミが代を継いで定着する典型エリア。

主犯:クマネズミ・ドブネズミ・ハクビシン
CHAPTER 03 被害多発エリア解剖

4つの被害シーン、4つの解決軸

東海4県で実際の相談・通報で頻出するシーンを、地名と被害特性で分解します。

名古屋市と尾張平野の住宅地。名古屋市街地と周辺市町の俯瞰写真。
01

名古屋市と尾張平野のアライグマ常在化エリア

名古屋市は2011年7月に「名古屋市アライグマ防除実施計画」を策定、2021年3月には「第二次名古屋市アライグマ防除実施計画」へ更新された。第一次から10年でアライグマが都市部に常在化し、第二次への移行は大都市圏での生息密度上昇を示す。刈谷市も「刈谷市アライグマ防除実施計画」を策定済みで、瀬戸市・一宮市でも農作物・家屋被害が継続報告されている。尾張平野の旧市街・古い木造住宅密集地から、新興住宅地・河川敷へと拡大している。

第二次防除計画2021年3月刈谷市独自計画都市常在化
主犯:アライグマ・ハクビシン・クマネズミ
静岡県の果樹被害エリア。富士山を背景にミカン畑と果樹園が広がる俯瞰写真。
02

静岡県のアライグマ拡大エリア(果樹被害から家屋侵入へ)

静岡県内のアライグマ初記録は2003年6月、富士宮市での捕獲。その後、静岡市・富士市・三ヶ日(現浜松市天竜区周辺)で野生繁殖が確認され、県内分布は急速に拡大。元々ミカンの害獣として認識されたが、現在はモモ・ビワ・カキ・トウモロコシなど被害農作物が多岐に広がる。静岡県は「中型獣類(アライグマ、ハクビシン)による農作物被害の防止に向けた捕獲実践マニュアル」を作成、農業者向けに法令に基づいた捕獲許可手続きを整備。中山間地域を中心に農作物被害が深刻化し、近年は家屋侵入も増加傾向。

2003年6月富士宮で初記録ミカン害獣から多品目へ中山間地域深刻化
主犯:アライグマ・ハクビシン・イタチ
飛騨高山の山間部と合掌造り集落。冬の雪景色と伝統的な茅葺屋根の写真。
03

飛騨山間部・郡上のテン・イタチ・ハクビシン

岐阜県北部の高山市・白川村・郡上市・下呂市は標高500〜1,500m級の山間部で、冬は深い雪に覆われる。飛騨高山三町の伝統町家、白川郷の合掌造り、郡上八幡の木造町家は屋根裏空間が大きく、テン・ニホンイタチ・ハクビシンが越冬地として利用する。県内では令和6年4月時点で35市町村が鳥獣被害防止計画を作成、集落ぐるみの対策レベル0〜4を県が定義して普及推進。観光地ゆえに駆除工程に景観配慮が必要となり、夜間作業や足場の制約が多い。

飛騨高山重伝建白川郷世界遺産観光地の景観配慮
主犯:テン・ニホンイタチ・ハクビシン・コウモリ
名古屋・栄と錦三丁目の繁華街の夜景。ネオン看板と地下街入口が広がる写真。
04

名古屋繁華街・地下街・東海工業地帯のクマネズミ

名古屋市中区の栄・錦三丁目・大須、中村区の名駅・笹島、千種区の池下、東区の白壁、熱田区の金山が名古屋のクマネズミ高密度エリア。大須商店街は1,000店舗以上の飲食店・古着店・電器店が密集、錦三丁目は居酒屋・カラオケ・夜の店が連なる名古屋最大のナイトスポット。名駅・栄・矢場町の地下街網は中部最大級。豊田市・刈谷市の自動車工場周辺と岡崎市・春日井市のベッドタウンも、古い木造住宅密集地と戦後の大規模団地でクマネズミ・ドブネズミが代を継ぐ。

栄・錦三・大須中部最大級地下街自動車工場周辺
主犯:クマネズミ・ドブネズミ・ハクビシン
CHAPTER 04 東海で頼める業者

3つの業者像、3つの最適シーン

東海対応の害獣駆除業者は数十社存在しますが、家獣ラボでは特性が異なる3社を「ケース別に頼める選択肢」として並べます。優劣ではなく、ご自身の状況に合うものを選ぶための整理です。害獣退治屋さんは東海4県(愛知・岐阜・三重・静岡)すべてに対応、駆除ザウルス・害獣駆除110番は全国対応で同じく東海4県すべてカバーします。

東海4県カバー / 最短即日 / 関東5地域・近畿4県でも稼働中

害獣退治屋さん

最短30分で到着できるスピード対応。東海4県(愛知・岐阜・三重・静岡)を完全カバーし、関東5地域・近畿4県でも稼働中の広域業者。

  • 最短即日30分到着
  • キャンセル料0円
  • 電話・WEBフォーム両対応
  • 対応エリアは愛知・岐阜・三重・静岡の東海4県
対応エリア 関東6県・東海4県(愛知・岐阜・三重・静岡)・近畿4県・宮崎
対応害獣 ネズミ・アライグマ・イタチ・ハクビシン・ハト・コウモリ等
家獣ラボがこの業者を選定した理由 名古屋市の繁華街・地下街、有松・飛騨高山の伝統建築エリア、静岡の果樹被害エリア、伊勢路の門前町など東海4県の主要エリアで、夜間・休日に発見した「とにかく早く来てほしい」場合の選択肢。文化財・観光地の景観配慮が必要な案件にも対応可能。
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全国対応・自社施工 / 累計40,000件超 / TV出演実績多数

駆除ザウルス

全国対応の自社施工型。累計40,000件超の実績とNHK・日テレ・テレ朝・フジ・TBSなど主要TV番組への出演で知名度が高い。

  • 全国対応(東海4県すべてカバー)
  • 累計40,000件超の自社施工実績
  • 24時間365日対応
  • NHK・日テレ・テレ朝・フジ・TBSなどTV番組多数出演
対応エリア 全国
対応害獣 ネズミ・コウモリ・アライグマ等害獣全般(※ダニ駆除は対象外)
家獣ラボがこの業者を選定した理由 TV出演実績で安心感を重視したい場合や、飛騨山間部・伊勢路の遠隔地、静岡の中山間地域などエリアを問わない自社施工型を希望する場合の選択肢。名古屋繁華街・地下街のクマネズミ案件、有松・飛騨高山の伝統建築案件、静岡の果樹被害アライグマ案件まで自社施工で対応可能。
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全国マッチング型 / 上場企業運営 / 賠償保険3億円

害獣駆除110番

上場企業(証券コード3939)が運営する全国マッチング型サービス。請負業者賠償責任保険3億円付帯で複数業者から比較紹介。

  • 上場企業(東証グロース 3939)運営
  • 全国対応・24時間コールセンター
  • 請負業者賠償責任保険3億円付帯
  • 電話・WEBフォーム両方が成果対象
対応エリア 全国
対応害獣 ネズミ・コウモリ・イタチ・ハクビシン・アライグマ・タヌキ等
家獣ラボがこの業者を選定した理由 「自社施工型に直接依頼するのは不安、複数社を比較してから決めたい」場合や、上場企業運営・賠償保険付帯の信頼性を重視したい場合の選択肢。東海4県全域に対応可能で、名古屋市の都市部、飛騨山間部、静岡の中山間地域、伊勢路の伝統町並みの各エリアでも紹介可能。
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CHAPTER 05 東海の費用相場

相場の中央値と、東海特有の押し上げ要因

害獣別の費用レンジは全国平均とほぼ同じ。ただし東海には、料金を全国平均より押し上げる固有の要因があります。

害獣 軽症(部分対応) 中症(一通り対応) 重症(広範囲・再発)
ネズミ 2〜4万円 8〜15万円 20〜30万円
ハクビシン 5〜10万円 15〜25万円 30〜40万円
アライグマ 8〜15万円 20〜30万円 40〜50万円
コウモリ 3〜8万円 10〜15万円 20万円〜
イタチ 5〜10万円 15〜25万円 25〜30万円
有松・飛騨高山・白川郷・関宿など重伝建の特殊工程
名古屋市緑区の有松(2016年7月選定)、岐阜県高山市の上一之町・上二之町・上三之町(1979年2月選定・1997年5月追加選定)、世界文化遺産の白川郷合掌造り集落(1995年12月登録)、亀山市関宿(1984年12月選定・東海道宿場町唯一)はいずれも国の重要伝統的建造物群保存地区。文化財保全と慎重な作業が要求され、漆喰土壁の補修、屋根瓦・茅葺の取り外し、卯建・虫籠窓周辺の足場制約、夜間作業の景観配慮など、一般住宅より工程が多くなる傾向。
アライグマ特定外来生物の手続きコスト
アライグマは外来生物法の特定外来生物に指定され、捕獲には防除事業への登録が必要。名古屋市は「第二次名古屋市アライグマ防除実施計画」(2021年3月策定)、刈谷市は「刈谷市アライグマ防除実施計画」を独自策定。静岡県は「中型獣類(アライグマ、ハクビシン)による農作物被害の防止に向けた捕獲実践マニュアル」で農業者向け捕獲許可手続きを整備。捕獲・生体運搬・処分の手続きが他害獣より煩雑で費用押し上げ要因に。
名古屋繁華街・地下街の構造的難易度
名古屋市の栄・錦三・大須・名駅の老舗ビル群、栄地下街・名駅地下街・矢場町地下街などの中部最大級の地下街網は、建築年代・所有関係・隣接店舗との連続性が複雑で、一棟だけ対策しても隣接物件から再侵入する事例が多い。施設管理者・テナント・所有者の合意形成も標準工程より時間を要する。豊田・刈谷の自動車工場周辺ベッドタウンでも、戦後造成の大規模団地と古い木造住宅密集地が連続する。
山間部・中山間地域の到着時間と業者カバレッジ偏差
東海4県では、東海4県カバーの業者(害獣退治屋さん)が愛知・岐阜・三重・静岡まで、全国対応業者(駆除ザウルス・害獣駆除110番)が全域まで対応可能。一方で飛騨北部(白川村・高山市奥地)、伊豆半島南部、紀伊半島東部(南牟婁・北牟婁)、奥三河の山間部では到着までの時間が長くなりがちで、見積もり前にエリア確認が必須。雪深い時期は飛騨地方の現地到着がさらに不安定に。
MUNICIPALITY 自治体相談窓口

東海4県 政令市3+中核市4+約160市町の相談窓口

東海4県には政令指定都市が3市(名古屋・静岡・浜松)、中核市が4市(豊橋・岡崎・豊田・岐阜)、施行時特例市が4市(一宮・四日市・沼津・富士)あります。愛知県54+岐阜県42+三重県29+静岡県35、合計約160市町が独立した窓口を持ちます。アライグマ・ハクビシンの相談窓口は、各県・各市町村によって運用が異なります。

名古屋市(愛知県・政令指定都市)

名古屋市は16区で構成される東海最大の政令指定都市。野生鳥獣の相談窓口は名古屋市環境局 環境企画課(外来種・野生動物担当)。「第二次名古屋市アライグマ防除実施計画」(2021年3月策定、第一次は2011年7月策定)に基づき、市内全域でアライグマ防除を継続。2011年の第一次から2021年の第二次へ移行する中で、市街地・住宅地のアライグマ常在化が進行している。

千種区東区北区西区中村区中区昭和区瑞穂区熱田区中川区港区南区守山区緑区名東区天白区

名古屋市 外来種(外来生物)について ↗

静岡市(静岡県・政令指定都市)

静岡市は葵区・駿河区・清水区の3区で構成される。野生鳥獣の相談は静岡市環境局 動物指導センター・農林水産課。県内アライグマ初記録(2003年6月富士宮市)以降、静岡市域でも繁殖が確認され、有害鳥獣捕獲報償金交付要綱を整備して捕獲を継続。中山間地域での農作物被害と都市部での家屋侵入の両方に対応している。

葵区駿河区清水区

静岡市有害鳥獣捕獲報償金交付要綱 ↗

浜松市(静岡県・政令指定都市)

浜松市は令和6年(2024年)1月1日の行政区再編で7区から3区(中央区・浜名区・天竜区)に再編された。野生鳥獣の相談は浜松市環境部・農林水産部。旧三ヶ日(現天竜区周辺)はミカン産地としてアライグマ初期繁殖確認エリアの一つで、現在も山間部のテン・イタチ・ハクビシン、平野部のクマネズミなど多様な被害に対応。

中央区浜名区天竜区

浜松市 野生鳥獣について ↗

愛知県 38市14町2村(政令1・中核市3を含む全54市町村)

愛知県の各市町村は環境政策担当・農林部局が窓口。中核市は豊橋市・岡崎市・豊田市の3市、施行時特例市は一宮市。名古屋市は「第二次名古屋市アライグマ防除実施計画」(2021年3月策定)、刈谷市は「刈谷市アライグマ防除実施計画」を独自運用。瀬戸市・一宮市など尾張平野部でも被害が継続報告される。

名古屋市(政令)豊橋市(中核)岡崎市(中核)豊田市(中核)一宮市(施特)瀬戸市半田市春日井市豊川市津島市碧南市刈谷市安城市西尾市蒲郡市犬山市常滑市江南市小牧市稲沢市新城市東海市大府市知多市知立市尾張旭市高浜市岩倉市豊明市日進市田原市愛西市清須市北名古屋市弥富市みよし市あま市長久手市 東郷町豊山町大口町扶桑町大治町蟹江町飛島村阿久比町東浦町南知多町美浜町武豊町幸田町設楽町東栄町豊根村

岐阜県 21市19町2村(中核市1を含む全42市町村)

岐阜県の各市町村は環境政策・農村振興担当が窓口。県全体の鳥獣被害相談窓口は岐阜県農村振興課(鳥獣害対策室)。中核市は岐阜市(平成8年4月移行)。県は集落ぐるみの対策レベル0〜4を定義し、令和6年4月時点で35市町村が鳥獣被害防止計画を作成。高山市・白川村・郡上市・下呂市など山間部でテン・イタチ・ハクビシンの越冬被害が継続。

岐阜市(中核)大垣市高山市多治見市関市中津川市美濃市瑞浪市羽島市恵那市美濃加茂市土岐市各務原市可児市山県市瑞穂市飛騨市本巣市郡上市下呂市海津市 岐南町笠松町養老町垂井町関ケ原町神戸町輪之内町安八町揖斐川町大野町池田町北方町坂祝町富加町川辺町七宗町八百津町白川町東白川村御嵩町白川村

三重県 14市15町(施行時特例市1を含む全29市町)

三重県の各市町は環境生活部・農林水産部が窓口。県内には政令指定都市・中核市はなく、四日市市が施行時特例市(2000年11月指定、2008年4月保健所政令市)。津市・四日市市は中枢中核都市。県は中型獣類(アライグマ・ハクビシン)の捕獲対策に取り組み、松阪市・桑名市など県内全域でアライグマ対策を進める。亀山市関宿(1984年12月選定・東海道宿場町唯一)など重要伝統的建造物群保存地区を抱える。

津市四日市市(施特)伊勢市松阪市桑名市鈴鹿市名張市尾鷲市亀山市鳥羽市熊野市いなべ市志摩市伊賀市 木曽岬町東員町菰野町朝日町川越町多気町明和町大台町玉城町度会町大紀町南伊勢町紀北町御浜町紀宝町

静岡県 23市12町(政令市2・施行時特例市2を含む全35市町)

静岡県の各市町は環境政策担当・農林水産部が窓口。政令指定都市は静岡市(2005年4月移行、3区構成)・浜松市(2007年4月移行、令和6年1月から3区に再編)、施行時特例市は沼津市・富士市。県は「中型獣類(アライグマ、ハクビシン)による農作物被害の防止に向けた捕獲実践マニュアル」を整備。アライグマ初記録は2003年6月の富士宮市で、その後静岡市・富士市・三ヶ日(現浜松市天竜区周辺)で野生繁殖が確認され、ミカン・モモ・ビワ・カキの果樹被害が継続。

静岡市(政令)浜松市(政令)沼津市(施特)富士市(施特)熱海市三島市富士宮市伊東市島田市磐田市焼津市掛川市藤枝市御殿場市袋井市下田市裾野市湖西市伊豆市御前崎市菊川市伊豆の国市牧之原市 東伊豆町河津町南伊豆町松崎町西伊豆町函南町清水町長泉町小山町吉田町川根本町森町

※部署名・連絡先は各自治体公式サイトでご確認ください。掲載情報は2026年5月時点の家獣ラボ調べです。

DATA POINT 数値で見る東海

数値で見る、東海の害獣事情

静岡県 アライグマ初記録
2003年6月/富士宮市
静岡県内でアライグマが初めて捕獲された記録。富士宮市での捕獲を皮切りに、静岡市・富士市・三ヶ日(現浜松市天竜区周辺)で野生繁殖が確認され、県内分布が急速に拡大。元々ミカンの害獣として認識されたが、現在はモモ・ビワ・カキ・トウモロコシまで被害農作物が広がる。
名古屋市 アライグマ防除計画
第二次/2021年3月策定
「第二次名古屋市アライグマ防除実施計画」(2021年3月策定)。第一次は2011年7月策定で、10年で第二次へ更新。大都市圏でのアライグマ常在化を示し、市内16区全域で防除を継続している。刈谷市など愛知県内の他自治体も独自計画を策定。
有松 重伝建選定
400年超/絞り産地
名古屋市緑区有松地区は、慶長13年(1608年)に尾張藩から東海道沿いの集落として開発が始まり400年超続く絞り染め(有松絞り)の産地。2016年7月25日に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。東海道沿い約800mに卯建・虫籠窓・塗籠造の伝統建築が並ぶ。
東海4県市町
160市町
愛知54+岐阜42+三重29+静岡35=合計約160市町。政令指定都市は3市(名古屋・静岡・浜松)、中核市は4市(豊橋・岡崎・豊田・岐阜)、施行時特例市は4市(一宮・四日市・沼津・富士)。各県・各市町村の窓口運用に違いがあるため要確認。

東海で害獣に困ったら

被害の規模と緊急度に合わせて、信頼できる業者に相談してください。家獣ラボでは引き続き、東海4県の害獣事情を整理していきます。