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家獣図鑑

その物音、
正体を見分ける。

屋根裏でガサガサ。見覚えのない糞。奇妙な足跡。
5匹の家獣を、足跡・糞・音・被害痕跡の4要素から特定する図鑑です。

ご訪問の方へ

焦らずに、
読み進めてください。

屋根裏の物音で眠れない夜が続いている方、見覚えのない糞や足跡を見つけて動揺している方、このページにたどり着いていただきありがとうございます。

まず、安心してください。一晩で家がダメになることはありません。被害が広がるとしても、数週間〜数ヶ月単位の話です。今夜、慌てて深夜営業の業者に高額契約をする必要は、ほとんどの場合ありません。

この図鑑は、まず「正体を冷静に特定する」ことを目的に作りました。正体が分かれば、対処の選択肢が見えてきます。深呼吸をして、読み進めてみてください。

この図鑑の使い方

こんな時、
役に立ちます。

  • 屋根裏で物音がするが、何の動物か分からない

    夜間の足音、走り回る音、鳴き声から、5匹のうちどれが棲みついている可能性が高いかを音の特徴で絞り込みます。

  • 見覚えのない糞や足跡を発見した

    糞の大きさ・形・色、足跡の指の数・サイズから、害獣の種類を判別します。それぞれの特徴を比較しながら確認できます。

  • 被害の痕跡から、原因を特定したい

    配線の齧り跡、果樹の食害、断熱材の損傷など、被害の出方からも害獣を絞り込めます。次に取るべき対処法もあわせて確認できます。

5匹の早見表

4要素で、
まずは絞り込む。

足跡・糞・音・被害痕跡——4つの観点で5匹を見比べます。詳細は下のセクションへ。

害獣 足跡 被害痕跡
ネズミ Rat & Mouse 5本指、4-5mm 黒褐色・米粒大(6-10mm) 夜間にガサガサ・カリカリ 配線齧り跡、ラットサイン
ハクビシン Masked Palm Civet 5本指、長めの形 5-15cm、種子混じり 天井裏でドタドタ 果樹食害、強い臭い
アライグマ Raccoon 5本指、人間の手のような形 5-18cm、種子・繊維混じり 天井裏で重い足音 屋根裏営巣、糞尿被害
コウモリ Bat ほぼ残らない(飛行) 5-10mm、ボロボロ崩れる 羽音、キーキーの鳴き声 侵入口下の糞尿溜まり
イタチ Weasel 5本指、細長い 6mm〜1cm、毛混じり、強烈な臭い 屋根裏でカサカサ 鶏舎襲撃、強烈な臭い

時間帯から絞り込む

物音は、
何時に聞こえる?

5匹の害獣は、それぞれ活動が活発になる時間帯が異なります。物音を聞いた時間と照らし合わせると、候補が絞れることがあります。

ネズミ
ハクビシン
アライグマ
コウモリ
イタチ
活動が活発な時間帯

※ 季節・地域・個体差により異なります。あくまで目安としてご参考ください。コウモリは日没直後と明け方に集中して飛び立つ傾向があります。

個別図鑑

5匹の家獣を、
詳しく見る。

01

Rat & Mouse

ネズミ

ネズミのイラスト

家屋に最も多く侵入する害獣の代表格。配線を齧る、食料を漁る、糞尿で天井が黒ずむ——被害は静かに広がります。クマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミの3種類が日本国内に生息し、それぞれ住み着く場所と被害の出方が異なります。

足跡

5本指の小さな足跡。前足と後ろ足が密に並び、1つあたり4-5mm程度。土埃が積もる場所や新聞紙の上に小さなプリントが残ります。クマネズミは天井裏や2階以上の高所、ドブネズミは床下や下水・水回りで見つかることが多い種です。

黒褐色で米粒大(6-10mm)。クマネズミの糞は紡錘形で両端が尖り、ドブネズミの糞はやや大きめで両端が丸い。ハツカネズミの糞は最も小さく不揃い。台所の隅、天井裏、配管周りで見つかれば、その場所がネズミの活動圏内である可能性が高まります。

夜間(22時〜深夜)に、天井裏や壁裏でガサガサと走り回る音、カリカリと木材を齧る音が聞こえます。鳴き声はキーキーやチューチューと甲高く、苦痛や縄張り争い、繁殖期に聞こえることが多いとされます。日中はほぼ静かなのが特徴です。

被害痕跡

配線の齧り跡は漏電・火災のリスクに直結します。食品袋の破れ、家具や柱の歯型、天井裏の「ラットサイン」(脂と糞による黒い擦れ跡)も、頻繁に通る経路に沿って線状に残ります。

02

Masked Palm Civet

ハクビシン

ハクビシンのイラスト

天井裏に巣を作る代表格。果樹園や家庭菜園の食害も多く、近年は都市部にも分布が拡大しています。一度棲みつかれると、追い出しと侵入経路の封鎖を両方やらないと再侵入されます。鼻筋に白い線が通る顔立ちが特徴。

足跡

5本指、犬や猫より細長く、爪跡が残ることがあります。前足は約5cm、後足は前足の倍ほどの約10cmと長く、幅は前後とも4-4.5cm程度(目安、個体差あり)。湿った地面や雪の上、屋根に積もったホコリの上に明瞭に残ります。木登りが得意なため、雨樋や塀沿いに足跡が点在することも。

細長く5-15cmほど。果実の種子や植物の繊維が混じり、犬の糞より細長い形状が特徴。屋根裏の同じ場所にまとめて排泄する「溜め糞」の習性があり、特定の場所に大量にたまります。

夜行性で、日没後〜23時頃と、午前2時〜夜明けの2回に分けて活動が活発になる傾向があります(23時〜2時頃はほぼ休止)。天井裏でドタドタと重い足音が響き、ネズミより明らかに大きい音。家族で生活する習性があるため、複数の足音が同時に聞こえることもあります。

被害痕跡

果樹(ミカン・カキ・ブドウ等)の食害が代表的。屋根裏で繁殖されると、糞尿による天井のシミ・悪臭が深刻化します。屋根の隙間や換気口を侵入口にすることが多く、再侵入を防ぐには封鎖が必須です。

03

Raccoon

アライグマ

アライグマのイラスト

特定外来生物に指定されており、勝手に捕獲・駆除することが法律で禁じられています。被害が判明した場合は自治体への届出が必要。手先が器用で、ゴミ容器を開ける・蛇口を回すといった行動も観察されています。

足跡

5本指で人間の手のような形が特徴。前足は親指が他の指と分かれ、後ろ足は細長い踵が残ります。サイズは前足5-6cm、後足6.5-8cm程度(目安、個体差あり)。泥や雪、湿った地面に明瞭に残るため、識別しやすい足跡です。

犬の糞に類似した形状で、5-18cmと大きめ。果実の種子や植物の繊維、ときに動物の毛が混じります。屋根裏の特定の場所にまとめて排泄する習性があり、感染症リスクのため素手で触れないこと。

ハクビシンよりさらに重く、ドスドスと響く足音。屋根裏でガタガタと物音を立てることも。子育て中はキューキューと甲高い鳴き声が天井から聞こえます。

被害痕跡

屋根裏での営巣による糞尿被害、断熱材の破壊、配線への損傷が代表的。庭のゴミ容器を漁る被害もあります。特定外来生物のため、自己判断での駆除は法令違反。必ず自治体・有資格業者へ相談してください。

04

Bat

コウモリ

コウモリのイラスト

鳥獣保護管理法により、殺処分が禁じられている害獣。屋根裏や換気口、戸袋に住みつくのは主にアブラコウモリ(イエコウモリ)。対処は「殺さずに追い出して、二度と入れないように封鎖する」ことが基本になります。

足跡

コウモリは飛んで移動するため、地上に足跡はほぼ残りません。代わりに、侵入口周辺の壁面や屋根材に、皮脂による黒い染み(油じみ)が残ることがあります。何度も同じ場所を通ることで生じる痕跡です。

5-10mmで米粒大、黒褐色。指で触るとボロボロと崩れるのが特徴(ネズミの糞は崩れない)。侵入口の真下に大量に溜まる傾向があり、「天井の同じ場所に糞が落ちている」場合はコウモリを疑います。

夕方〜夜間に、羽ばたくバサバサという音や、キーキーという甲高い鳴き声が屋根裏から聞こえます。天井裏で集団で生活するため、夕方の「出動時」と明け方の「帰宅時」に音が集中する傾向があります。

被害痕跡

糞尿による天井の染み・悪臭、ノミ・ダニ・寄生虫の媒介リスク。法的に殺処分は禁止のため、追い出してから侵入口を封鎖する手順を踏む必要があります。冬眠期(11月〜3月)は活動しないため、追い出し作業は避ける期間があります。

05

Weasel

イタチ

イタチのイラスト

オスとメスで法律上の扱いが異なる、特殊な害獣。メスは鳥獣保護管理法で捕獲が禁じられており、オスのみ狩猟期間中に捕獲が認められています。被害は小さく見えて、配線・断熱材を破壊するため早期対応が重要。

足跡

5本指で細長い形状。サイズは2-4cm程度と小さめ。胴長短足の体型を反映して、足跡同士の間隔が独特の歩幅で並びます。雪や柔らかい土の上に残りやすく、林縁や水辺で見つかることが多い害獣です。

サイズは約6mm、まれに1cm程度の細長くねじれた紐状の形状。動物の毛や骨片が混じり、強烈な臭気を放つのが最大の特徴。屋根裏や石垣の隙間で見つかります。臭いだけでイタチと判別できるほど特徴的です。

屋根裏や床下で、カサカサと軽い足音。ネズミより大きく、ハクビシンより軽い中間サイズ。鳴き声はキッキッと甲高く、繁殖期に頻繁に聞こえます。動きが俊敏で、音の発生位置が短時間に移動します。

被害痕跡

断熱材の破壊、配線の損傷、糞尿による悪臭。鶏舎やウサギ舎を襲う被害も知られ、農家にとっては深刻な害獣です。捕獲には性別判別が必要なため、自己判断ではなく業者・自治体への相談を推奨します。

特定したら、次は

放置するほど、
手間と費用は増える。

正体が分かったら、次にやるべきことと、放置した場合に何が進行するかを
時間軸で整理しました。慌てる必要はありませんが、後回しの代償は大きい領域です。

  1. 当日

    まず、観察と記録を

    糞や足跡を見つけたら、写真で記録します。コインや指など大きさの分かるものを並べて撮影すると、後で業者に状況を伝える際に役立ちます。物音が聞こえる時間帯もメモを。素手で糞や毛に触れないこと。

  2. 1週間以内

    応急処置と業者選定の開始

    侵入経路と思しき隙間を一時的に養生(ガムテープ等)。食料は密閉容器に。同時に、複数の業者へ見積もり依頼。1社だけで決めず、必ず2〜3社で比較します。深夜営業の高額契約は基本的に不要です。

    放置すると:糞尿が断熱材に染み込み始め、悪臭が悪化。生活への影響が日に日に大きくなります。

  3. 1ヶ月以内

    本格的な駆除+侵入経路の封鎖

    業者選定が完了したら、駆除と侵入経路の封鎖を依頼します。「駆除のみ」では再侵入されるため、必ず封鎖もセットで依頼することが重要。アライグマは特定外来生物のため自治体届出が必要です。

    放置すると:配線損傷リスクが上昇し、火災の可能性も。再侵入経路が定着し始めます。

  4. 3ヶ月以降

    再発防止と日常管理

    駆除完了後は、半年〜1年単位の点検と、日常的な予防(ゴミ管理、植栽の剪定、小さな隙間の確認)が再発を防ぎます。被害ゼロを「維持する」フェーズに入ります。

    放置していた場合:駆除範囲が広がり、費用負担が当初想定より大きくなる傾向があります。家族で繁殖が進めば、長期戦になります。

よくある検索ワード

気になった、
その言葉から。

家獣ラボに来られた方の検索ワードや、よくいただくご質問への短い答えです。
気になった項目があれば、関連ページもあわせてご覧ください。

屋根裏 ガサガサ 軽い

軽くて素早い音は、ネズミの可能性が高い。配線を齧っているケースもあるので、早めの確認を。

ネズミ完全ガイド

屋根裏 ドンドン 重い

重い足音はハクビシンかアライグマ。ネズミでは出ない音の重さです。両者は足跡の形で見分けます。

早見表で比較する

夕方 羽音 バサバサ

日没直後の羽音はコウモリの可能性大。鳥獣保護管理法で殺処分は禁じられているため、追い出しと封鎖が基本対処です。

コウモリ完全ガイド

糞 米粒大 黒

米粒大(6-10mm)の黒褐色の糞は、ネズミの典型的なサイン。台所や天井裏で見つかることが多い。

ネズミの糞の特徴

糞 5本指 足跡

5本指の足跡は、ハクビシン・アライグマ・イタチに共通。サイズと形状で見分けます。アライグマは特に「人間の手」のような形が特徴。

5匹の足跡比較

足跡 人間の手のような

人間の手に似た5本指の足跡は、アライグマの最大の特徴。特定外来生物のため、自己判断での捕獲は法律違反になります。

アライグマ完全ガイド

家の中 強烈な臭い

他と比べて圧倒的に強い悪臭は、イタチの可能性が高い。糞尿に毛が混じっていれば、イタチの確率がさらに上がります。

イタチ完全ガイド

天井 茶色のシミ

天井の茶色いシミは、糞尿が染み出している兆候。ハクビシン・アライグマで多く、長期化するほど被害範囲が広がります。

ハクビシン完全ガイド

糞 種子 混じる

果実の種子や植物繊維が混じる糞は、雑食のハクビシン・アライグマで多い。糞のサイズで両者を見分けます。

糞の特徴を比較

配線 齧られた

配線を齧る習性があるのは、ほぼネズミです。漏電・火災のリスクがあるため、被害を見つけたら速やかに対処を。

ネズミ完全ガイド

夜中 鳴き声 キーキー

キーキーという甲高い鳴き声は、ネズミ・コウモリで多い。羽音の有無、活動時間帯で判別します。

音の特徴を比較

家に害獣 怖い どうすれば

焦らず、まず正体を冷静に特定すること。一晩で家がダメになることはありません。深夜の高額契約は基本的に不要です。

図鑑で特定する

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